双子2組のお父ちゃんが語る☆子供の偏食に悩むお母さんへ。

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子供を育てる時、
何でも喜んで食べてくれると
親は嬉しく安心しますよね。

しかし、好き嫌いが多かったり、
その度合いがひどく「偏食」になると
親は心配で、困ってしまいます。

実は、お父ちゃんも娘の偏食に悩みました。
上の双子は、好き嫌いを通り越して、
完全に「偏食」だったのです。
次女は、白いご飯しか食べなかったので、
体重も増えませんでした。

そんな経験から、
子供の偏食に悩む世のお母さんたちに、
お話しできたらと思います(^-^)

偏食の原因とは?

偏食の原因は親にある。
そんな風に考えるお母さんも
少ないと思います。

確かに、親が好き嫌いが多くて、
子供に与えるものが偏ってしまうと、
子供が食べるものも偏ってくる。
そんなこともあるかもしれません。

しかし、ほとんどの親は
そんなことは無いでしょう。
自分が食べられなくても、
栄養あるものを子供には食べて欲しい
これが親の思いです。

我が家の場合も、
子供達が元気に育つようにと
色々なものを食べさせようとしました。
しかし、ほとんどの物を嫌がるのです。

子供ってそんなものかなと思っていると、
下の二人は何でも食べます。
食べたことが無いものでも
「食べてみよう」と挑戦するのです。

親も一緒、環境も一緒なのに、
偏食だったり、何でも食べたりするのです。

このことから考えても、
偏食は親のせいではないと
お父ちゃんは声を大にして言いたい(笑)
お母さん方、大丈夫ですよ!

とは言っても、子供の偏食はなおしたい。
なので、一般的に言われる偏食の原因を
見ていきたいと思います。

  • 食感やにおい、見た目が苦手
    これは大人でもよくあるので
    理解しやすいと思いますが、
    うちの娘は、近くで納豆を食べるだけで
    泣いていました。
    見た目も匂いも嫌なのでしょう。

    また、初めての物を口に入れると、
    舌で食感を確かめて、出してしまう。
    そんなことがよくあります。
  • 単純に味が嫌い
    子供にとって苦みや酸味は本能的に
    嫌がることがあるようです。
    これは毒から身を守るため
    とも言われています。

    うちの上の娘たちは、
    めっちゃ身を守っていますが(笑)
    味覚はそれぞれですから、
    しょうがないとも思っています。
  • アレルギーがある
    うちの子ではいなかったのですが、
    身体が拒絶反応をしめして
    食べられないということもあるようです。

    子供が身体の症状を上手に伝えられずに
    ただ嫌いと言うこともあるので、
    注意しなければなりませんね。
  • 発達障害による感覚過敏
    うちの上の双子は小さく生まれました。
    特に次女は超低出生体重児で
    発達障害があるのです。

    発達障害の子には、
    感覚が過敏になる子がいます。
    うちの子は聴覚と味覚に過敏さがあり、
    音に対して強い刺激を感じたり
    味にも特別の感覚があるようです。
    その上、こだわりも強くなるので、
    食べられる物が偏ってくるのです。

偏食との向き合い方

子供が偏食になると、
どうにか食べさせたいと考えます。
健康のことも考えますし、
周りの目も気になります。
「甘やかして」と言われたりするからです。

お父ちゃんが子供の頃には、
嫌いなものを母親が毎日出して、
食べれるようになった。
なんて話が美化されていましたから、
色々と言う人もいるでしょう。

しかし、偏食の原因は
その子その子によって違います。
また、その子の成長段階や発達障害などの
症状によっても違うのです。
1人1人に合った方法を考えて、
気長に向き合うことが大切です。

ある日、義理の姉が
「うちの子ぜんぜん食べないの
 腕も足も、細くて細くて、
 だから、お煎餅を食べてても
 あっ、お米が入ってる、入ってる
 クッキーを食べてても
 小麦粉も卵も入ってる、入ってる
 そう考えて、だからいいか
 と思うようにしたの」
と話していたんです。

とっても気持ちが楽になりました。
それまでは、ご飯をしっかり食べないのは
お菓子の食べ過ぎではないか
なんて考えることもありました。
しかし、間食を減らしても
やっぱりおかずは食べないのです。

それからは、おやつを
少しでも健康に良いものにしよう
なんてことを考えたりしていました(笑)
余計な肩の力が抜けたのです。

そして、もう一つ
偏食と向き合う上で大切なことがあります。
それは、
「成長と共に食べられる物が増えていく」
ということを知ることです。

目の前の子供が、白いご飯しか食べない。
一生このままだったらどうしよう。
なんて考えることも少なくないと思います。
そう思うと、無理やりでも食べさせないと
という考えも起こってくるのです。

しかし、成長と共に少しづつですが
食べられる物の種類は増えていきます。
心も成長するからです。

偏食だった上の双子。
長女は、
卵焼きを食べられるようになったり、
お肉が好きになったり。
野菜は食べられない物もありますが、
トウモロコシや枝豆、キュウリなどは
好んで食べます。

納豆は今だにいやがり、隣で食べると
逃げていきますが…
間違いなく、心の成長と共に
偏食が治まっているのです。

発達障害のある次女も、
はじめは唐揚げを食べるようになり、
ウインナーやハンバーグを食べられる。
今では、お肉も大好きです。
焼き魚を食べられるようになり、
牛乳も好きになりました。

野菜はまだ難しそうですが、
カレーは好きなので、少し食べていますね。
何よりも、食に対してチャレンジする
という気持ちが芽生えてきています。
やはり心と身体の成長に応じて、
食べられることが自信になっているのです。

無理強いをして、ご飯の時間が苦痛になる
子供がいると聞きます。
親も苦痛でしょう。
それでは、栄養も吸収されません。

そのうち食べられようになるのだから、
今はこれだけ食べられれば良いか。
ぐらいの気持ちで向き合っていいのです。

私たちも子供の頃は嫌いだったのに、
大人になったら好きになった
ということもあるのですから、
気長に心の成長を待ちましょう。

取り組むポイント☆

☆まずは安心感と信頼関係
上の双子たちが、幼稚園に通っていた時。
お昼はお弁当でした。

食べられる物が決まっているので、
長女は、
鶏の唐揚げ・ンバーグ・卵焼き・白いご飯。
次女は、
唐揚げ・ハンバーグ・白いご飯。
毎日メニューは変わりません。

たまには違うものも入れたいのですが、
せっかくのお昼ごはんが食べれなかったら
と思うと、いつものメニューになるのです。

栄養のバランスも、色合いも偏っています。
先生はどう思ってみていたかな
なんて笑いながら話すこともありました。
しかし、変わることなく同じメニューを
2年間、持って行ったのです。

すると娘たちは母親のお弁当に対する
絶対的な信頼を持つようになりました。
嫌いなものは入れなという安心です。
娘たちの今の状態を丸ごと受け入れて、
受け止めったことにより、
強い信頼関係が生まれたと言えるでしょう。

自己肯定感を育むの中でも話しましたが、
今の自分をそのまま受け入れてくれる。
認めてくれるということが、
大きな信頼感を育んだのです。

その後、小学校に入学した二人は、
給食に悩まされますが、前述したとおり
少しづつ食べられる物が増えていき
たまに完食してくるようにもなりました。
本当に嬉しいことです。

☆チャレンジを褒める!
家での食卓では、見た目だけで
食わず嫌いになっているものがあると
もったいないなと感じていました。
いつも、この子が食べられる物は何か
を探していたのです。

そのためには動機づけもしました。
これに挑戦したら~できるよ。
という具合にです。

そして、とにかく口に入れてみる。
食感や味が合わなければ吐き出すし、
そのまま食べて飲み込むこともあります。
美味しいとなることもあるのです。

その時に、たとえ吐き出しても、
チャレンジできたことを褒めるのです。
これを忘れると、次に続きません。
食べられたり、美味しいと言った時は
良かったねとなります。
しかし、挑戦できたということが、
とても重要で、心の成長につながります。

小さいうちは、
「ぺろぺろタイム」「あむあむタイム」
というのも良いかもしれません。
食べられなさそうなものがあった時、
「じゃあ今日はぺろぺろタイムしてみよう」
と言って、舐めてみるだけに挑戦する。
それを何日か繰り返した後、
「次はあむあむタイムをだね」
と少しだけ食べてみることに挑戦する。

楽しみながら挑戦して、褒められる。
この経験が大切なのです。
そのうち「今日はぺろぺろタイム!」
と子供が言うようになったら前進です。

まとめ

子供の偏食には、様々な原因があります。
まずは、その原因を知ることが大切です。
その子に合った対応が必要なのです。
成長の段階や発達障害との関係を見ながら、
気長に向き合うことが大切です。

そして、心と身体の成長と共に
「食べられる物が増えていく」ということを
知っておくことが大切です。
この状態が一生続くわけではない。
そのうち食べられようになるのだから、
今はこれだけ食べられれば良いか。
という気持ちで向き合っていいのです。

なんとか食べさせないとと無理強いをして
ご飯の時間が嫌になることのないように、
親への安心感、信頼関係を築いて、
一緒に少しづつチャレンジしていく
その繰り返しが大切なのです。

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1 個のコメント

  • うちの子も偏食ですが
    偏食に対する考え方が変わって、気持ちが楽になりました
    少しずつ少しずつですね
    これからも頑張ってくださいね♪

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