双子2組のお父ちゃんが語る☆「大好き」と伝えよう!

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我が家では、子供達が小さいころから
子供をぎゅっと抱きしめてから
「大好き」と言っている。
すると子供も、「大好き」と返してくれる。

大きくなると照れてなかなか言えなくなる
だから小さいうちから習慣にしたい
そう考えたのです。

特に家の場合は、双子が二組という
なかなか無い環境にあって、
分け隔てなく育てることにも、
よくよく注意していました。
しかし、その中でも
「あなたを見ているよ」
「あなたが大好きだよ」
と、一人一人と向き合う時間が
大切だと考えたのです。

これは、兄弟姉妹が多い家庭では
よくあることですが、
たくさんの中の一人となってしまい、
なかなか自分を認めてもらえない。
常に誰かと比較される。
私だけを見てくれない。
と思い込んでしまい、自己肯定感が
低くなってしまうことが多いのです。

親もそんなつもりはないけれど、
きょうだいは平等に育てないといけない
そんな思いに縛られて、ついつい
親と子供達という構図になりやすいのです。

親は子供に大好きと伝えることが大切です。
それが子供の自己肯定感を育てる第一歩。
今日からでも「大好き」と伝えましょう(^^)

自己肯定感を育むために

自己肯定感とは、
「自分は大切な存在だ」
「生きている価値がある」
「必要とされている」
といった、自分の存在を認める感覚です。

親が子供に「大好き」と伝えることは
「あなたは私にとって大切な存在なんだよ」
と伝えることができるのです。

我が家の上の双子は早産で生まれ、
「極低出生体重児」
「超低出生体重児」
として生まれてきました。
そのためか発達もゆっくりで、
次女は支援学級に通っています。

幼稚園に入った頃からか、
次女には特別に世話どりが必要なため
親や先生も手を掛けます。
しかし、一緒に生まれて一緒に育ってきた
長女からしてみれば、
「私だけ大切にされていない」
そう感じたのではないかと思うのです。

その頃は、下の双子も生まれたばかりで、
とっても大変な時期でした。
ついつい、一番手のかからない長女を
そんなつもりはなかったのですが、
おろそかにしていたのかもしれません。
さみしい思いをさせていたのです。

小学校に入学してから少し経つと
長女が「私なんて」という言葉を
よく使うようになっていました。
このことについては別タイトルの
自己肯定感を育む
で詳しく書いてありますが、
自己肯定感が低くなっていたのです。

それから、長女とだけの時間をつくることを
心掛けました。
そしてその頃から、ぎゅっと抱きしめて
「大好き」と伝えるようにしたのです。

今では我が家の習慣となっています♪

「好き」と言うことに照れない

「好き」という言葉は、
相手に自分の好意を伝える言葉です。
誰でも好きと言われて嫌な気持ちには
ならないと思うのです。

しかし、年を重ねるとともに照れが出て
「好き」というハードルが高くなります。
言いにくくなるのです。

先日、小5の長女の担任の先生との懇談で
話を聞いていると、
「クラスの男子が、先生のこと好きなんだと
少しからかうように言った時に、娘さんは
好きだよと言ってくれた」喜んでいました。
長女はあっけらかんと、好きだけど何か
といった感じだったのかもしれません。

これは日頃から「大好き」という言葉を
習慣的に口にしているお陰だなと思います。
「好き」のハードルが低いのです。

また、兄弟同士でも日頃から「大好き」と
言い合っています。
その姿は親の目から見てもほほえましく、
とっても嬉しく感じるのです。

ある時には、何かの拍子に下の双子が
言い合いになっていました。
3女の“もっち”に対して4女の“すみ”が
「もっちなんて大っ嫌い! 大好きだけど」
と言っているのです。
それを聞いて、私たち夫婦は大爆笑。
私たちが笑っているのを見て、みんなが
笑いだします。
ケンカも収まってしまいました(笑)

あたりまえのように大好きと言っていると、
ケンカの時にも出てしまうんですね。
本当に嬉しい気持ちになります。

相手に自分の好意を伝えることは
とても大切なことだと思います。
その好意を表現する「大好き」という言葉の
ハードルが下がるということは、
子供たちの未来を輝かせると感じるのです。

「大好き」があふれる家庭

子育てをする上で、時には厳しめに言ったり
ペナルティーを与えることもあります。
これは絶対にダメなことを教えなければ
ならないこともあるからです。
それは子供にとっては「何でこんなことを」
と思うこともあるのかもしれません。

また、親も未熟で完ぺきではありません。
時には自身の感情で、子供に対して
不本意な態度をとることもあるのです。

しかし、日頃から「大好き」と伝える、
そんな環境があれば、起こらなくてよい
問題もたくさんあるはずです。

どんな時にも根底には「大好き」がある。
私は愛されているという自負がある。
それは素晴らしいことだと思うのです。

これからでも遅くはありません。
子供たちに「大好き」と伝えましょう。
恥ずかしがらずに大きな声で!
そしてギュっと抱きしめましょう。
「大好き」があふれる家庭を目指して。

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